QINO [ キノ ]

木を切って、山を育てる。というビジョンのもとスタートした石川県白山市との地域共創プロジェクト。 戦後の復興需要から日本は国策として大量の針葉樹を植林しました。70年が経った今、伐採適齢期を迎えた 日本の木は当時の計画や予想に反し、未だ切られず、山に放置されています。輸入木材に需要を奪われたからです。 鬱蒼とした山には太陽光が届かず、栄養を失った大地からは豊かな水を川や海に送り出すことができません。 水と山の密接な関係を知る人はそこまで多くはありません。水を守ためにには、山の荒廃をふせぐ。そして そのためには、木を切ってあげることが大切です。そういった背景から生まれたプロジェクトがQINOです。 木の使い道に、驚きを。というテーマを掲げ、2021年には、木から生まれたプレミアム炭酸水QINO SODAと 木の紙石鹸を開発しました。その他にも木の使い道を考える木育授業を小学校で行ってきました。2022年からは 人と山のかかわりしろが増える森づくりを計画していきます。